本「高い窓」レイモンド・チャンドラー
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マーロウ物連続読みです。
ミステリーの楽しみといえばトリックが解き明かされていき最後にすっきりするというところかと思うんですが、実はわたしはそういうコテコテのミステリーはあまり好きではないです。どちらかといえば小説に求めるのは人間ドラマですね。
チャンドラーの本の面白さはまさに場面場面のマーロウの行動や会話ですね。ミステリーとしては全体の構成が複雑すぎるくらいで読み終わっても結局どうだったのか整理がつかないくらいです。
結局マーロウが魅力的なんですね。普段は短く皮肉なことを言うだけなのにここぞというところで一気に長台詞をきめるところなどしびれます。
アガサ・クリスティも何冊か読んだんですがこちらはもっとミステリー寄りな感じがしますね。
実はホームズは読んだことなくてずっと積んでます。
有名所は一通り読みたいところなんですが時間がいくらあっても足りません。