本「失われた時を求めて 10」プルースト
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ここからは第5篇「囚われの女」になります。
アルベルチーヌへの嫉妬で苦しむ「私」は彼女を連れてパリへ戻り自分の家に住まわせます。そして彼女が出かけるときは友人を付けたりしてできる限り監視して安心しようとします。しかし実際には完全に監視できるわけはなく嫉妬の心はあらゆるところに猜疑心を作り出し、またその執着から彼女を手放せなくなっています。
彼女が寝ているときは彼女に疑念をもつ必要がなくなるため寝ている彼女の横では安心して眺めたりしてたりしていて中々きもくて最高です。
なんやかや「私」とアルベルチーヌの関係の話が続きます。
最後のほうにシャルリュス男爵とモレルの挿話が少し入って次巻につづきます。