昭和のおっさん

発達障害 ASD ADHD の子の話とか趣味雑談とか

本 阿佐田哲也

学生時代に麻雀を教えられてカモられたりしていたのですが、麻雀は大変面白いゲームです。しかし私は例によって頭の出来が良くないので思考ゲームは全然駄目でメンチンの待牌なんて全然わからないし捨牌どころか手牌も把握しきれません。

そんな私ですが麻雀文化に出会えたことが一番の恩恵でした。

雀聖 阿佐田哲也はネット販売が普及するまでは結構集めるのが大変でしたね。今はアマゾンで検索すれば大概のものが揃うので便利なような宝探しのような楽しみがなくなったような気持ちですが、今でも本屋で本の背表紙を見てるのが大好きで本が好きなのか背表紙を見てるのが好きなのかわからなくなるくらいです。

麻雀放浪記 1 青春篇 (文春文庫)

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娯楽小説の傑作中の傑作です。麻雀を知らなくても面白いと思いますが知らない人は読もうとしないでしょう。ですからこの本のために麻雀を覚えても損はしません。

1~4まであり、その1の青春篇の映画も傑作です。キャスト全員イメージぴったりなのですが特にドサ健の鹿賀丈史のかっこよさはたまりません。

後年に新麻雀放浪記というおっさんになった坊や哲の続編があり、大分違った雰囲気の小説になってますが私はこれも結構好きです。

牌の魔術師 (角川文庫)

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麻雀小説の短編集です。「黄金の腕」「麻雀狂時代」「雀鬼くずれ」等々どれも面白いです。

阿佐田哲也コレクション3 ヤバ市ヤバ町雀鬼伝 三〇〇分一本勝負 (小学館文庫)

ちょっとマイナー目なところだとこれが面白いです。

Aクラス麻雀 (双葉文庫)

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 阿佐田哲也の麻雀の考え方がわかる教科書的なものでありつつ、普通に読んでても面白いです。

怪しい来客簿 (文春文庫)

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本名の色川武大名義の本は純文学です。評価は高いですが私は娯楽小説のが読みやすいです。こちら名義の本も大概読んではいますが。

うらおもて人生録 (新潮文庫)

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相変わらずエッセイは好きです。

井上志摩夫傑作時代小説集 (第1巻) (井上志摩夫傑作時代小説集 第 1巻)

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これはちょっとマイナーな第三のペンネームです。時代小説ですね。マニアは読みましょう。

宿六・色川武大 (文春文庫)

 奥様が書かれた阿佐田哲也との生活のエッセイですね。阿佐田哲也は小説も面白いですが本人も大変に面白い方なので、阿佐田哲也が書かれている本というのも面白いです。

いねむり先生 (集英社文庫)

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親交の深かった伊集院静阿佐田哲也小説。中々良かったです。