昭和のおっさん

発達障害 ASD ADHD の子の話とか趣味雑談とか

発達障害とかについて 1

子供が学校に行くのを嫌がりだしたのは小学6年の後半でした。

それまでも朝起きれずに遅刻したりぐずったりはたまにありましたが

ここにきて「子供が怖い、学校が怖い」と言い、教室に入れなくなりました。

こうなる前までは親としては、生活のリズムが悪く夜に寝るのが遅かったりしたため

朝がつらくぐずったりするのだろうと思っていました。

うちの子は外では人見知りで大変大人しく、両親や親しい人の前ではおしゃべりで活発です。親との関係は良好なので本人の様子からみて、いじめや友達関係よりも気が小さく臆病なところからの対人恐怖のようなものだろうと考えていました。

とりあえず子供と学校と相談しながら保健室に通うような対応をしつつ、学校のカウンセラーと話し合いをしていきました。

このころまでのうちの子供について。

生まれてからしばらくは特に問題なく、むしろ手のかからない子でした。

話し始めや歩き始めはちょっと遅めで、幼稚園時代は周りの子よりも一年くらい幼くみえる感じでしたが特になにか指摘を受けたりするようなことはありませんでした。

小学生では勉強や運動はあまり出来なく、特に算数が苦手でしたが、両親もたいした出来の人間ではないのでそんなもんだろうと考えていました。

運動が苦手については、自転車が補助付きでも怖がり中々乗れず、小学5年のときに一月くらいかけて特訓してやっと乗れるようになりましたが、その後乗っていても上手にならず、ふらふらしていたり立ちこぎができなかったり下り坂でスピードを出すどころか怖がりブレーキを掛けながら降りてきたりという感じでした。親としては当時は運動が苦手より怖がりなためのほうが大きな原因だろうと考えていました。

この頃の問題点としては、人見知りで先生や生徒に言いたいことが言えず、たとえば宿題をやって、持っていっても先生から聞かれなければ渡せず持って帰ってきたりしました。この人見知りや人に対する怖さが高じて学校に行けなくなったのだろうと思いました。それ自体はほぼそのとおりだったのですが、カウンセラーと両親や子供が話し合ううちに他の問題点が見えてきました。

つづく