昭和のおっさん

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本 「僕の妻はエイリアン」泉 流星

【中古】 僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 新潮文庫/泉流星【著】 【中古】afb

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ASDの妻さんと定形の夫さんの生活の話ということで結構うちと似た状況ですね。

まずうちと一番の違いは妻さんが夫さんになついているというところですね。

うちの嫁は特性上断りきれなかったかなにかで結婚してしまっただけなので私になついているようなところは全然ありません。

次に、本の妻さんは高機能で大学を出て英語もペラペラだそうで、ASDについても自分で調べて発見して夫さんにも説明したようで、自分の特性についても理解しある程度説明も出来て世間に適応しようとしているようです。

うちの嫁は人生に於いて困りごとに直面したときは「我慢する」「逃げる」の2つで対応していて、世間に適応は出来ないのかしようとしないのかよくわかりません。

一応会話は出来るので高機能の内に入るとは思いますが知能的には、よく高校卒業できたな。という感じに見えます。難しい話は理解できないのでASDについて私が説明しても他人事のように聞いてますね。自分のどこが定形と違うのかは説明するどころか本人もよくわかってないと思います。

本の妻さんもうちの嫁も主婦としての活動は難しい部分も多いようですが、うちの場合、私がなんでもちょこちょこやってしまうほうなのでなんとなくなんとかなってます。

全体的には本の妻さんのが高機能なんですが、妻さんは印象として無愛想で普通と違う雰囲気が出てしまうようですね。

うちの嫁は私と外を歩いていたらとりあえず普通に見えます。多分。直接コミュニケーションをとってみて違和感に気づくかどうかですね。話すととりあえず無表情でなくニコニコして聞いているので普通っぽく見えます。

同じな部分や違う部分が色々見えて面白かったです。

前から、ASDは感情や雰囲気がよくわからないのになんでドラマやアニメは楽しめているのかが不思議だったのですが、妻さんが説明してくれていました。ドラマなどだと画面の中の状況だけだし音楽があったり演出があったりするのでわかりやすいんだそうです。うちの嫁に聞いてみたらやっぱりそんな感じらしいですね。

最後に著者のあとがきが面白いです。