昭和のおっさん

発達障害 ASD ADHD の子の話とか趣味雑談とか

発達障害とかについて 14

相変わらず無職で本ばかり読んでいていいのかという気もしますが(いいわけないんだが)まあ嫁と子供のためでもあると言い訳して勉強してますのでちょっと現状の知識の整理をしたいところです。

 

現状日本では「発達障碍」と大雑把に言って、その中にASDとかの自閉傾向のもの、ADHD、学習障碍なんかが突っ込まれてます。そもそも結構内容の違うものを一緒くたに突っ込んで「発達障碍」という言葉が独り歩きしがちなのを問題視する向きもあるようです。

ASD周辺のものの大きな問題は感情や感覚の理解が難しいという感じでしょうか。感情などの理解が違うので話したり行動したりしたときに奇異になってしまうということかな。理解に自信がないのでおっかなびっくり書いてます。

ADHDは感情のコントロールが難しく行動を自分でコントロールできなくなってしまうような感じですかね。

学習障碍は読み書きが難しかったり算数が極端に出来なかったり。読み書きの障碍はディスレクシアと言いますが有名な人だとトム・クルーズとかスピルバーグとか。

 

こう並べてみると「○○は発達障害だ」と言う言い方は大雑把すぎて意味がない気がしますね。うちの子供とトム・クルーズ並べても共通点あるんでしょうか。

ADHDは症状によって薬で改善することも多いようですね。

学習障碍はその内容によって適切な対応をしていければハンデを減らしていけるようです。

ではASDはというと障碍されているところを後から学んで普通に近づくというのは、まったく無駄ではないにしろ非常に難しく負担も大きいようです。うまく適応しているように見えても普通の人なら1の力の場面で10も20も力を使った挙げ句、失敗していないかどうか怯えながら対応する、というようなことになりがちなようです。

知的には高知能な方でさえそうなのだから知性と努力で埋まる差ではないのですね。

そう考えていくとうちの子供は現状、人が怖いというのは問題ですが本人は大きく悩んでいないしそれなりに安定して暮らしているし人に迷惑をかけているわけでもないのでこれはこれで良いのかなとも思います。

もちろん将来のことはありますが、それにこだわって普通に近づくために効果の薄い非常な努力を強いるのは悪影響のが大きいかなと。

まだまだ漠然としたところが多いですがせっせと勉強します。結構楽しいです。