昭和のおっさん

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本 「毎日が天国 自閉症だったわたしへ」ドナ・ウィリアムズ

毎日が天国――自閉症だったわたしへ

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ドナさんの自伝の4冊目ですね。相変わらず自閉症だからなのかどうなのかわからないほどの波乱万丈ぶりです。

自閉系の話としてはアレルギーや体質の話があります。自閉系の方はアレルギーが色々あることが多く、食事制限で改善されることもあるとか。うちの二人にもなにかしらあるかもしれませんが一生物の食事制限に対応出来る気がしません。

薬を試してみたら改善した話などもありますがドナさんの話のすべてが自閉症に通じているわけではなく自閉とは別の体質や遺伝もあるだろうしPTSDの話などもあるし、ということで内容を取り入れようとするときはよく判断したほうがいいかもしれませんね。

ドナさんは普通の人がなんなく出来ることが色々できないわけですが、楽器を前にすれば習わずとも弾いて曲を作り、歌ってCDを出したり、絵を描いたらバンバン売れたり、彫刻を習って作ってみたら出来に驚かれて取材がきたりと大変に才能があったようです。

人間一人一人がなにを持っていてなにを持っていないか、なにが幸せでなにが不幸なのかというのは複雑で難しいものですね。

うちの二人は障碍があって目立った才能はありませんが、それでもある程度平和で健康に暮らせているし、私もそれなりに楽しく毎日過ごしているのでまあよしというところですね。

↓ ドナさんの曲です。いい声ですね。